お付き合いしている恋人がいるのに結婚に踏み出せない…、本当にこの人と結婚していいの…?
そうした疑問を持つ人は結婚について真剣に考えているからこそ、迷ったり悩んだりしているのではないでしょうか。
結婚は人生の大きな選択事項。どれほど迷っても悩んでも、最後は後悔しない選択をしたいですね。
そこで今回は、恋人と結婚すべきか悩んだときの判断方法について解説します。
また結婚のメリット・デメリットもご紹介しますので、結婚を考える上でのご参考にしてください。
結婚はすべき?しないべき?
お付き合いしている相手と結婚する・しないは大きな問題です。自分は本当にこの人を人生のパートナーとしてよいのかと悩んでいる人も少なくないでしょう。
この章ではお付き合いしている相手と結婚すべきかどうかを判断する材料について解説しますので、ご自身の判断の参考にしてくださいね。
■結婚すべきか悩んだときの判断方法
結婚すべきか悩んでいるときは、少し冷静になってどうして迷っているのか理由を考えてみましょう。
引っかかっていることを1つ1つ書き出すと、ご自身の考えを整理しやすくなります。
例えば、恋人が普段は非常に優しくて申し分がない人なのに、お酒が入ると暴力的になる男性だとしましょう。それに耐えられるかをYES・NOで考えてみてください。
これは極端な例ですが、こうした悪い面を許容できるかが結婚の判断では大きなポイントです。
もう少し一般的な判断材料はお互いの価値観や家族などです。それらについて以降の章で詳しく解説しましょう。
■お互いを大切にできるか考える
お互いを大切にできなければ、幸せな結婚生活を続けられません。結婚相手と考えている人との関係はどうでしょう?
男性でも女性でもどちらかがいつも我慢しているカップルや、どちらかがいつも振り回されているカップルは結婚しても長続きしないかもしれません。
一緒に暮らすことで我慢の限界が来やすくなりますし、常に振り回されて疲れてしまう可能性もあります。
しかし、お互いを大切にできればどちらかが我慢し続けずに済みますし、振り回してしまったあとはフォローもできるでしょう。
お互いを大切にしたい気持ちが重要です。
■一緒の生活をイメージする
朝起きてから寝るまでの結婚後の生活をイメージしてみてください。仕事のある日とお休みの日の両方をイメージしましょう。
一緒に暮らしたら家事はどのような分担になるのでしょう?
一緒にお料理をしたりお掃除をしたりできそうですか、それともどちらか1人がメインで家事をするのでしょうか。
お相手と一緒の生活スタイルをイメージしてみて幸せを感じられるのであれば、結婚してもよいお相手かもしれませんね。
■収入が安定しているか考える
悲しいことに結婚生活は愛だけでは成り立ちません。誰が何といっても生活するためにはお金が必要なのです。
2人の収入は安定しているでしょうか。安定した収入がなければ、将来家を持ったりお子さんに十分な教育環境を与えたりするのが難しくなります。
この人と結婚したいという強い気持ちやご自身の十分な収入があれば別ですが、安定した収入のない人とのご結婚は苦労の元といえるでしょう。
■信頼できる人に相談する
結婚を迷っているならご自身が信頼できる人に相談してみるのも1案です。
人に話すことでご自身の考えも整理できますし、冷静な目で見た2人の関係も聞けるでしょう。
また相談相手が既に結婚している人であれば、先輩の意見や結婚生活の悩みをご自身の未来に当てはめて考えられます。
■お互いの家族に問題がないか想像する
結婚は本人同士の問題とはいいますが、実際は家族ぐるみの問題でもあります。2人が結婚すれば、それに伴い家族同士も親戚付き合いが始まるでしょう。
結婚した後の付き合いを想像してみてください。お互いの家族はうまくやっていけるでしょうか。
また、お互いの家族は何かトラブルを抱えていないでしょうか。
実家に大きな借金があったり、兄弟姉妹に問題があったりするのが結婚してから分かると、2人にとっても大きな問題になる可能性もあります。
結婚のメリット
面倒なので結婚しないという人もいますが、多くの人が結婚して幸せに暮らしたいと思っています。
好きな相手と一緒に暮らすのなら同棲でもよいと考える人もいるでしょう。しかし、結婚には同棲にはない以下のようなメリットがあります。
頼れる相手ができる
経済的な安定を得られる
親を安心されられる
以降の章では、結婚のメリットをご紹介します。
■頼れる相手がいる
結婚すると公的に頼れる相手ができるという同棲にはないメリットがあります。
結婚とは法律に守られたパートナー契約で、法律的にもお互いに助け合う義務と責任を負っているのです。
教会で挙げる結婚式の誓いに「富めるときも病めるときもお互いを伴侶とし」というのがありますね。
伴侶とは、困ったとき・辛いとき・苦しいときに頼ってよい存在なのです。頼れる相手がいるのは大変ステキなことだと思いませんか?
■経済的に安定する
結婚には経済的に安定しやすいというメリットがあります。どちらかが働けなくなっても、パートナーが支えてくれるでしょう。
特に女性の場合、妊娠・出産により仕事を休んだり辞めたりしなければならないケースがあり、パートナーに安定した収入があれば安心できます。
また2人の収入を合わせることで、将来のための計画的な貯蓄も可能になるでしょう。
■親を安心させられる
結婚には親を安心させるというメリットもあります。
親や親戚たちの会話で「ようやく結婚してくれたよ、これで安心だ」というセリフを聞いたことはありませんか?
古い考え方かもしれませんが、世代が上の人ほど結婚して初めて1人前の大人という考え方があります。
そうした考えの親は子供が結婚して1人前になったので、親の義務を果たせたと安心するでしょう。
また親はいくつになっても子供の心配をしていますが、自分の方が早く死んでしまうとも思っています。
その心配な子供が結婚してくれれば、自分が亡くなっても子供を託せる相手ができたと安心できます。
もちろん親を安心させるためだけに結婚を決めてはいけませんが、よい相手との結婚には「親が安心する」というメリットがあるのを心の隅にとどめておきましょう。
結婚のデメリット
結婚には大きなメリットもありますが、以下のようなデメリットもあります。
簡単に別れられない
自由な時間が減る
以降の章では、以上のデメリットについて解説します。結婚を決める前に結婚はメリットだけではないと知っておいてくださいね。
■簡単には別れられない
結婚のデメリットの1つが、相手が嫌になったからといって簡単には別れられない点です。
結婚とは法律に則ったパートナー契約であり、これを解消するには様々なハードルがあります。
結婚解消の実際の手続きは「離婚届」という紙1枚の記入と提出ですが、ここにいたるまでに解決しなければならない問題が多いのです。
以下に例を挙げてみましょう。
離婚への合意(当人同士で合意できなければ家庭裁判所への離婚調停の申し立て)
片方に非がある場合は慰謝料の決定
車・家など共同財産の分配・分与
子供がいる場合は親権・養育権の決定
子供がいる場合は養育費の取り決め
少し考えただけでも頭が痛くなりそうなハードルですが、これを乗り越えなくては別れられないのが結婚です。
■自由な時間が減る
結婚すると独身時代よりも自由な時間が減ってしまうのもデメリットといえます。
妻と夫の2人だけの生活でも家事などで自由に使える時間が少なくなるでしょうし、子供ができると育児に多くの時間が必要になるでしょう。
少し子供が大きくなると幼稚園・塾・習い事の送り迎えも必要かもしれませんし、教育費の捻出のために育児をしながら働かなければならないかもしれません。
結婚では「結婚=家族が増える=家族のために使う時間が増える」という図式が成り立つのです。
あなたの周りに幸せそうな顔をしながら「独身時代が懐かしい」と愚痴をこぼす既婚の友人はいませんか?
結婚を迷ってしまう理由を考えよう
もしも結婚に迷っているなら、迷っている理由をよく考えてみてください。あなたに結婚の意思があるなら、恋人との結婚を迷う理由があるはずです。
それは恋人の経済的な面かもしれませんし、性格や価値観に不安を感じているせいかもしれません。あるいは恋人のご家族と性格的に合わないせいかもしれません。
よく考えてみるとあれこれと理由が浮かんでくるのではないでしょうか。
結婚は一生の問題です。相手に押し切られる形で決めてしまうと後悔する可能性もあります。
なぜ迷っているのか自分では分からないときには、多くのカップルの相談に乗ってきた結婚相談所に話をしてみるのもよいかもしれません。
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幸せな結婚生活を送るためには
幸せな結婚生活を送るためにはお金も大切ですが、お相手との相性や価値観の共有も大切です。
特に価値観の共有は大切で、全く違う価値観のお相手との結婚は辛いものが予想されます。
お互いの価値観を尊重し合えればよいのですが、「あなたはあなたの好きなことをしましょう。私は私の好きなことをします」というスタンスばかりでは、すれ違いになり心も離れてしまう可能性すらあります。
反対に価値観を共有できるお相手との結婚は、幸せな結婚生活につながるでしょう。
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結婚するもしないも自分の自由!
結婚はご本人同士の意思によるもので、誰にも邪魔させてはいけません。
もちろん悩んで迷って結婚しないのもアリですし、やはりこの人しかいないと結論するのもアリです。
今、お付き合いしている人と結婚するのもしないのもご自身の自由なのです。
ただし、結婚にはメリットとデメリットがありますから、よく考えて後悔しない選択をしてください。
BOOK婚は本好きな人々の幸せな結婚を全力で応援いたします。
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